私は実は助産師としての病院勤務経験はあまり長くないのですが、看護師として、親元を離れて暮らさなければならない乳幼児の養育に携わるうちに、案外、完全ミルクも悩みが多いんだな、と感じました。
助産師は母乳育児の専門家です。
最近はワンオペ育児や高齢出産、産後うつなどが増えていることもあって、あまりママたちを無理させないように「ミルクを使ってもいいのよ」とおっしゃる方が増えましたが、内心はやっぱり母乳推しです。母乳育児は軌道に乗るまでが難しく、個人差も大きいので、助産師にとっては(ほとんど勤務していない私でさえ)、専門家として常に母乳の勉強はし続けていかなければならないものです。
一方で、ミルクなら缶や箱に書いている分量通り飲ませればまあ問題ないから、あまりミルクの専門家は多くないように感じます。
もちろん、私もミルク推しではありません。
状況が整うなら混合でも母乳はあげてほしいと思う気持ちはあるし、自分もできるなら自分の子どもには完母にしたい。
ただ、実際にはそうできない状況があることも今まさに体験しているし、自分自身の子育てでも思うように母乳が飲ませられないつらさも体験してきたので、私はミルク育児の方の専門家になって、そういう思いに寄り添っていこうと決意しました。
いろいろ調べましたが、ミルクのことは、缶や箱に書いている分量以上の情報はほとんどなく、助産師・保育士・栄養士それぞれの専門分野のちょうど境界線上にあるような分野のように感じます。
だからこそ、ママ自身も葛藤や不安があると思います。
完ミまたは混合でもミルク中心で育児をなさっているママ、お困りのことがあったらご相談くださいね!ヨガレッスンの前後でもいいですし、ご連絡いただければ時間や場所を決めてお話をすることも可能です。
少しお時間をいただくかもしれませんが、メールでのご相談にも対応します。
このブログでもなるべく皆さんの疑問にお答えできるような情報を発信していこうと思います。
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